2014年10月14日

統計の素人のMBA学生がある程度のレベルになるためのブックガイド

最近ブログの更新がない,と会社の人に言われてしまったので
むりやりネタを作って更新しようと思います。


ちょうどいま,修了のための最後の難関である「ソリューションレポート」を
書いているのですが,その中で構造方程式モデリングを使っています。
ある程度の統計知識と統計ソフトの使い方が分かれば,
なかなかの分析ができるいい時代になりました。


「ある程度の知識」っていうのがクセモノですが
この1〜2年で,簡単な分析くらいできたり,
マーケティング・リサーチの専門家との会話でも,
ほぼ「え!? 何それ?」という必要はなくなったレベルにはなれました。

というわけで,今回は統計についてほぼ素人の私が
ビジネススクールに入ってから使った本,読んだ本を挙げます。
後半,マーケティングリサーチの要素が大きくなりますが,スミマセン。


まず,次の2つは「ビジネス統計学」という授業で使用しました。

Excelで学ぶ統計・データ解析入門

Excelで学ぶ統計・データ解析入門

 
文系のためのSPSS超入門

文系のためのSPSS超入門

  • 作者: 秋川卓也,内藤統也
  • 出版社/メーカー: プレアデス出版
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本
  • 購入: 2人 クリック: 5回
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授業では,まず『Excelで学ぶ〜』を使用して,統計分析になれた後,
『文系のための〜』を使って,SPSSに慣れていきました。
大学院生を含む同志社の学生は年間1,000円でSPSSを使用できるので,
授業でどんどん使うことができました。


また「ビジネス統計学」のシラバスには,
次の3冊が参考書として挙げられていました。
3冊とも購入して読みました。けっこうよくできています。
マンガだからといって,バカにはできません。

 

マンガでわかる統計学

マンガでわかる統計学

 
マンガでわかる統計学 回帰分析編

マンガでわかる統計学 回帰分析編

 
マンガでわかる統計学 因子分析編

マンガでわかる統計学 因子分析編

 

 
あいまに読みものとして,ベストセラーになった
↓を読んでいます。ただ,これを読んだからといって分析できるわけではないです。
あくまで,「やっぱり統計っておもしろ〜い」を興味を持つために利用しました。

 

統計学が最強の学問である

統計学が最強の学問である

 

 

因子分析について「(自分の理解が)どうもすっきりしないなぁ」と
いう頃に読んで,目からウロコだった本は次のものです。
表紙がショボイ,とか言ってはいけません。
とにかく文章で因子分析についてクドいほど説明してあります。
よって,根っからの理系の方にはオススメしません。

 

誰も教えてくれなかった因子分析―数式が絶対に出てこない因子分析入門

誰も教えてくれなかった因子分析―数式が絶対に出てこない因子分析入門

 

 
さて,ビジネススクールで統計を学べば,
実際にどうやって使うのか,と悩むときもあるのですが,
意外とそういう本はありません。
どうしても,参考書は心理学によりがちです。
そういうときに次のものを読みました。
しかし,あまり内容に記憶がありません…。

 

統計手法による経営学―リスクを最少にする戦略 (ブルーバックス)

統計手法による経営学―リスクを最少にする戦略 (ブルーバックス)

 

 
ビジネススクールの人が統計を使うのは
マーケティング・リサーチがもっとも多いかと思います。
私は,マーケティングにまったく興味がなかった人間でしたが,
ひょんなことから専門になってしまったので,
次の本を読んで軽く勉強をしました。

 

1からのマーケティング分析

1からのマーケティング分析

 


上の本はある程度の基礎知識があれば,サラサラと読めると思います。
逆に「難しい」と感じたら,『マンガでわかる〜』とかの基本書で
復習をオススメします。『1からの〜』を読み終えて,
マーケティング・リサーチをさらに勉強するなら
次に進むが下の2冊であろうと思います。

 

現代マーケティング・リサーチ -- 市場を読み解くデータ分析

現代マーケティング・リサーチ -- 市場を読み解くデータ分析

 
マーケティング・サイエンス入門 -- 市場対応の科学的マネジメント 新版 (有斐閣アルマ)

マーケティング・サイエンス入門 -- 市場対応の科学的マネジメント 新版 (有斐閣アルマ)

  • 作者: 古川一郎,守口剛,阿部誠
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2011/04/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 2人 クリック: 4回
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これらはけっこう骨太です。
私は自分に必要なところを読む,という参考書的な使い方をしました。
分析のために「アンケートを作らねば」というときには次の本を読みました。

マーケティング・リサーチの実際 (日経文庫)

マーケティング・リサーチの実際 (日経文庫)

 
質問紙デザインの技法

質問紙デザインの技法

 
マーケティング・リサーチの実践教科書 (実務入門)

マーケティング・リサーチの実践教科書 (実務入門)

 
課題解決! マーケティング・リサーチ入門

課題解決! マーケティング・リサーチ入門

 
アンケート調査入門

アンケート調査入門

  • 作者: 朝野熙彦,丸山 泰,五條 雅史,石原 聖子,小代 禎彦,高見 健治,星野 朝子
  • 出版社/メーカー: 東京図書
  • 発売日: 2011/10/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 2人 クリック: 46回
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『マーケティング・リサーチの実際』と『質問紙デザインの技法』を
読んでおけばOKかな,という感じです。なお,アンケートの参考として
次の本も参考しました。付録についているアンケートが秀逸です。

 

原価企画能力―持続的競争優位をもたらす

原価企画能力―持続的競争優位をもたらす

 


構造方程式モデリング(共分散構造分析)については,
次の本を参考にして学びました。

 

共分散構造分析はじめの一歩―図の意味から学ぶパス解析入門

共分散構造分析はじめの一歩―図の意味から学ぶパス解析入門

 
原因をさぐる統計学―共分散構造分析入門 (ブルーバックス)

原因をさぐる統計学―共分散構造分析入門 (ブルーバックス)

 
入門 共分散構造分析の実際 (KS理工学専門書)

入門 共分散構造分析の実際 (KS理工学専門書)

 

 
上の3冊を読んでおけば,共分散構造分析について
おおまかな理解ができます。
Amos の操作については,次のものが役立ちました。

 

SPSS完全活用法 共分散構造分析(Amos)によるアンケート処理

SPSS完全活用法 共分散構造分析(Amos)によるアンケート処理

 
Amosで学ぶ調査系データ解析―共分散構造分析をやさしく使いこなす

Amosで学ぶ調査系データ解析―共分散構造分析をやさしく使いこなす

 
共分散構造分析 Amos編―構造方程式モデリング

共分散構造分析 Amos編―構造方程式モデリング

 

 

構造方程式モデリングおよびAmosの使い方はまだまだ
理解できているレベルではありません。
でも,修論くらいなら書けるようにはなりました。


国内MBAに通われている方は,
7冊目までは目を通しておいたほうがいいかな〜と思います。
そうすれば,あくまで,ビジネス上では「統計のことはだいたいわかる」
と言えるのではないでしょうか。



posted by 五島光 at 22:39| Comment(0) | 00.読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月31日

頭でっかちな方に効く『売上目標は立てるな!』

弊社の代表が初めて一般ビジネスパーソン向けに出した本
売上目標は立てるな!』が好評です。
アマゾンでもランキング入りで嬉しい限り。

 

f:id:hikaru1122:20130831183223j:plain
会社に届いたばかりの見本


ビジネススクールなんかに行っていると、
頭でっかちになってしまいがちですが
リアルな手法を学ぶのも大事です。


先日お伺いした小宮一慶さんのオフィスでもひしひし感じたのですが、
実践ができてナンボ(小宮さんの会社は実践がしっかりできていてビックリ
言行一致とはこのことだな、と思いました)。
うちの会社でも負けていないですが、
私自身はまだまだできないことが多いです。
(大学院で学んでも活かせてないことがいっぱい)


『売上目標は立てるな!』は
アマゾンでも「人気」のラベルが貼られています。
お近くの書店やアマゾンでぜひお買い求めください。
けっして損はさせません。

posted by 五島光 at 18:46| Comment(0) | 00.読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月10日

【良書発見】経営戦略論をやさしく系統立てて学べる本

アマゾンに書評をものすごく久しぶりに書きました。
どうも4年ぶりのようです。


書評を書いた理由は、
いい本なのになんだか的をはずしたレビューがあったから。
(偉そうなこと言ってゴメンナサイ・・・)
より多くの人の読んでほしいという気持ちをこめて書いてみました。

f:id:hikaru1122:20130510161148j:plain
勇気を出して書いてみました。


実際の本のレビューはこちらにあります
同時期に『経営戦略全史』という本が出ました。
それと性格は異なる本ですが、
経営戦略論について系統立てて入門レベルを学ぶなら
こちらのほうをオススメします。
(また偉そうなこと言ってゴメンナサイ・・・)

posted by 五島光 at 16:30| Comment(0) | 00.読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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